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「牧口常三郎」特集

【教育編】1.教育は子どもの幸福に
  • 何でもやろう、この子たちを、ひとり残らず幸せにするために、教師がいるのだ

愛用の万年筆と新堀尋常小学校校長時代の名刺

教育の根本目的は何か? 牧口は、『子どもの幸福にある』と断言した。常に、「子ども達の幸福のためなら、何でもしよう」という心であった。個性を殺す「詰め込み教育」で苦しむ子ども達を思うと、何とか救ってやりたいと「気が狂いそうなほど」であった。今日の教育の、混迷の最大の要因は、何のための教育かという原点が見失われていることにあるのではないだろうか?

  • 子どもにとっての最大の教育環境は教師自身である

― 教育は未来の人材を作る最も重要な偉業である ―
牧口は、 1930 年の春、友人に、こう手紙で書き送った。
「最近の教育行政も、また実務にあたる学校教師も全く事務的で精神がなく、教育の破壊をしている。これでは日本の将来が危険である。」 教育の荒廃は人間の荒廃を生み、社会の荒廃をもたらす。牧口は、そのために教育改革に立ち上がり、優れた教育者の育成を最大の願いとした。
『社会の残酷さから、屋根となって児童をかばい守っていく唯一の存在は、教師しかいない。子ども達が、嬉々として、毎朝、学校に登校してくるのも、教師の慈愛に満ちた顔が迎えてくれればこそではないか』と。